哲人政治(読み)てつじんせいじ

精選版 日本国語大辞典 「哲人政治」の意味・読み・例文・類語

てつじん‐せいじ‥セイヂ【哲人政治】

  1. 〘 名詞 〙 プラトンの「国家」に述べられている最高の政治形態。衆愚政治に代わり、見識高く道理に通じた少数哲人によって行なわれるという。
    1. [初出の実例]「昔の人々の考えた哲人政治という理想は」(出典:フランスの百科辞典について(1950)〈渡辺一夫〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「哲人政治」の意味・わかりやすい解説

哲人政治
てつじんせいじ

古代ギリシアの哲学者プラトンが『ポリテイア』において提出した政治理念。政治とは「正義」を実現することであり,善のイデアによって国民を導くことであるから,哲人が王となるか,あるいは王が哲人とならなければ,実現されないと考えた。エリート主義的政治観の一つといえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android