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哲学原理 てつがくげんりPrincipia philosophiae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

哲学原理
てつがくげんり
Principia philosophiae

フランスの哲学者ルネ・デカルトの著作。『省察録』の脱稿とほぼ同時期の 1640年末に計画され,44年アムステルダムで初版を出した。人間認識の諸原理 (形而上学) ,物質的事物の諸原理 (自然学) ,可視的世界 (天体論) ,地球 (地上の諸現象) を扱う全4部から成り,さらに動植物の本性,人間の本性の2部をも構想していたが,第4部 188節以下に感覚作用の生理学が簡略に触れられるにとどまった。体系的に述べられているので,形而上学の部分も『省察録』と微妙な差異がある。 47年友人 C.ピコによるフランス語訳が著者の校閲のうえパリで出版。これにはピコへの手紙が序文として添えられており,その終りに形而上学を根,自然学を幹,医学,機械技術,道徳を枝とする哲学の木が描かれている。

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