校閲(読み)こうえつ

精選版 日本国語大辞典 「校閲」の意味・読み・例文・類語

こう‐えつ カウ‥【校閲】

〘名〙
調べ検討すること。検査すること。調査すること。〔新撰字解(1872)〕〔魏書‐太宗紀〕
② 特に、原稿印刷物などを調べ、誤りや不備な点を正すこと。
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「青砥石文といへる冊子馬琴の校閲(カウエツ)を経たりしものにて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「校閲」の意味・読み・例文・類語

こう‐えつ〔カウ‐〕【校閲】

[名](スル)文書や原稿などの誤りや不備な点を調べ、検討し、訂正したり校正したりすること。「専門家校閲を経る」「原稿を校閲する」
[類語]訂正修訂改訂勘校校正校合校異直す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「校閲」の読み・字形・画数・意味

【校閲】こう(かう)えつ

検閲する。〔魏書、大宗紀〕(神瑞元年冬)に詔して州を行し、守宰財をせしめ、自家の齎(もたら)すに非ざれば、悉(ことごと)くして贓(ざう)(収賄品)と爲す。

字通「校」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android