商旅(読み)しょうりょ

精選版 日本国語大辞典 「商旅」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りょシャウ‥【商旅】

  1. 〘 名詞 〙 商品を持ち、旅をしながら売り歩く人。たびあきんど。旅商
    1. [初出の実例]「商旅過日、審加勘捜」(出典続日本紀‐和銅七年(714)二月庚寅)
    2. [その他の文献]〔易経‐復卦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の商旅の言及

【旅】より

…春秋戦国時代になると明らかに各国において商業が発達し,とくに中原の交通をおさえる位置にある鄭や斉は商業で国力を充実した。これに従事する商人は商旅と呼ばれ(《周礼(しゆらい)》考工記に,〈四方の珍異を通じ,以てこれを資す。これを商旅という〉),漢代にその活動はいっそう盛んになったが,農耕を放擲するものが多いと嘆かれた(《漢書》貨殖伝序)。…

※「商旅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む