デジタル大辞泉 「問禅」の意味・読み・例文・類語 もん‐ぜん【問禅】 1 禅寺で、住持の説法に際し、聴衆の中から質問する僧が出て住持と問答をすること。また、その役目の僧。2 「参禅」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「問禅」の意味・読み・例文・類語 もん‐ぜん【問禅】 〘 名詞 〙① 禅寺で、住持が説法する時、聴衆の中から質問のためにあらかじめ選ばれていた質問僧(禅客)が出て、住持と問答すること。また、その質問僧。[初出の実例]「太清預記二写秉払頭首及問禅名字一呈レ君」(出典:空華日用工夫略集‐康暦二年(1380)一一月一七日)「桃源の弟子に梅と云が禅客にさされて起単していたを景徐のよびだいて問禅をつとめたぞ」(出典:玉塵抄(1563)七)② 師家のもとで、禅の修行をすること。参禅。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例