問題行動調査(読み)モンダイコウドウチョウサ

デジタル大辞泉 「問題行動調査」の意味・読み・例文・類語

もんだいこうどう‐ちょうさ〔モンダイカウドウテウサ〕【問題行動調査】

《「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の略称学校における暴力行為・いじめ・不登校自殺など生徒指導上の問題を把握するために文部科学省が実施する調査。全国の小中高等学校を対象毎年行われる。

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共同通信ニュース用語解説 「問題行動調査」の解説

問題行動調査

暴力行為やいじめ、不登校といった子どもの指導上の問題を把握し、対策の参考にするため文部科学省が毎年度実施している。いじめは小中高とも1985年度から公立の調査を始め、2006年度からは国私立、13年度からは通信制高校も対象となった。いじめを、一定の関係にある児童生徒の心理的または物理的な影響を与える行為により、対象となった児童生徒が心身苦痛を感じているものと定義し、該当するかどうかは被害者の立場で判断するとしている。

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