善戦(読み)ゼンセン

デジタル大辞泉 「善戦」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐せん【善戦】

[名](スル)力を尽くしてよく戦い抜くこと。多く、力の弱いほう、負けたほうの戦いぶりにいう。「善戦したが力及ばず敗れる」
[類語]健闘敢闘

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精選版 日本国語大辞典 「善戦」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐せん【善戦】

  1. 〘 名詞 〙 実力を十分に発揮してよく戦うこと。じょうずに戦うこと。多く、力の弱いほう、負けたほうの戦いぶりにいう。
    1. [初出の実例]「リエーヂ以来善戦(ゼンセン)した、さすがの白軍も、これには非常に弱ったと見える」(出典雑嚢(1914)〈桜井忠温〉三一)
    2. [その他の文献]〔春秋穀梁伝‐荘公八年〕

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普及版 字通 「善戦」の読み・字形・画数・意味

【善戦】ぜんせん

戦上手。〔孫子、形〕昔の善く戰ふは、先づつべからざる(自己の備え)を爲し、以てつべき(隙(すき))を待つ。

字通「善」の項目を見る

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