喇叭水仙（読み）らっぱずいせん

精選版 日本国語大辞典

らっぱ‐ずいせん【喇叭水仙】

〘名〙 ヒガンバナ科の多年草。ヨーロッパ原産で、観賞用としてひろく栽培される。高さ二〇～四〇センチメートル。地下に卵形の鱗茎をもつ。葉は五～六枚、剣状の線形で鈍頭、長さ四〇センチメートルにおよび灰緑色を呈する。花茎は二稜があって先端に大形の花を一個横向きにつける。花冠は淡黄色、広鐘形で先は大きく六裂し、この内側にある副花冠は濃い黄色ないし橙黄色で大きくらっぱ形をなし、縁はひだとなり、さらに不規則な鋸歯(きょし)がある。《季・春》

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

らっぱ‐ずいせん【^×喇^×叭水仙】

スイセンの一種。花は黄色または白色で、副花冠が長い筒状をし、濃黄色。ヨーロッパの原産。《季 春》

出典　小学館

動植物名よみかた辞典　普及版

喇叭水仙 (ラッパスイセン)

植物。ヒガンバナ科の多年草

出典　日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典　普及版」