精選版 日本国語大辞典 「嗅物聴・嗅物聞」の意味・読み・例文・類語 かぎ‐ものきき【嗅物聴・嗅物聞】 〘名〙 夜間の斥候(せっこう)。「かぎ」は敵地へ潜入して情報を聞き集めること、「ものきき」は潜入する味方の参考になる事柄を聞き出すことをいう。また一説に、「かぎ」は事の現われないものを、「ものきき」は現われたものを聞くことともいう。かぎ、物聞き、目付を斥候の三者という。※甲陽軍鑑(17C初)品四二「かまりの物見は、かぎもの聞きと云」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報