デジタル大辞泉 「嗜欲」の意味・読み・例文・類語 し‐よく【×嗜欲/×嗜×慾】 あることを好み、欲するままにそれをしようと思う心。「世外の功名心のために、流俗の―を遠ざけている」〈漱石・三四郎〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「嗜欲」の意味・読み・例文・類語 し‐よく【嗜欲・耆欲・嗜慾】 〘 名詞 〙 欲望のままに好きなことをして楽しむこと。また、その心。[初出の実例]「不レ量二己身一好二美物一、則必招二嗜欲之謗一」(出典:九条殿遺誡(947‐960頃))「身体上に属するものを肉性欲即ち嗜欲とし、心神上に属するものを願望とす」(出典:教育学(1882)〈伊沢修二〉三)[その他の文献]〔春秋左伝‐昭公二九年〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「嗜欲」の読み・字形・画数・意味 【嗜欲】しよく このみ。〔礼記、王制〕五方の民、皆性り、推し移すべからず。~言語ぜず、嗜欲同じからず。其の志をし、其の欲をず。字通「嗜」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報