日本歴史地名大系 「嘉年村」の解説
嘉年村
かねむら
阿武川(松本川)上流の谷間に集落が点在する村で、石見国との境にそびえる
「注進案」は「当村往古は一郷にて候よし、いつの頃よりか上下と相分れ御庄屋も二タ村に被相立申候、村名の事は川根村と申を省きて嘉年と仮名字に仕候よし古老の申伝も有之」と村名の由来を記し、「阿武郡第一の大
中世には嘉年郷(賀年郷)の名でよばれており、文和元年(一三五二)八月一三日付の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報