20世紀日本人名事典 「嘉数昇」の解説 嘉数 昇カカズ ノボル 昭和期の経営者 生年明治35(1902)年3月15日 没年昭和49(1974)年7月23日 出身地那覇市 経歴小学校卒業後、日本生命保険会社の講習所を出て、昭和5年保険勧誘員となって沖縄支部長、大分支部長を歴任。40歳で沖縄県令議員。戦後、沖縄で米軍の協力を得て労災保険を始め27年には生命保険にも業務を広げた。35年、米軍の持ち株を清算、独立の琉球生命保険会社を創業、社長となった。その間、31年には嘉数学園を創立、学校教育にも尽力した。さらに同学園経営の沖縄高校、沖縄女子短大、沖縄大学へと私立教育の夢を広げた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嘉数昇」の解説 嘉数昇 かかず-のぼる 1902-1974 昭和時代の経営者。明治35年3月15日生まれ。昭和7年日本生命にはいり,沖縄支部長となる。戦後,23年琉球生命(のち日本生命に吸収合併)を設立し,社長。沖縄の生命保険業の基礎を確立した。31年嘉数学園を創立し,沖縄高や沖縄大などをつくった。昭和49年7月23日死去。72歳。沖縄県出身。著作に「沖縄の私学と振興」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by