嘉納山(読み)かのうさん

日本歴史地名大系 「嘉納山」の解説

嘉納山
かのうさん

屋代やしろ島のほぼ中央に位置し、山頂大島町久賀くか町・たちばな町の境界にあたる。標高六八四・九メートルで、島内で最も高い。当山を中心として北西文珠もんじゆ(六六二・七メートル)、東にだけ(六一八・五メートル)、南に源明げんめい(六二四メートル)の支峰がある。登山道は畑能庄はたのうしよう(久賀町)からと、はた(大島町)から文珠山を経て尾根づたいに登る道と、棟畑むねばた(大島町)からの三つがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「嘉納山」の意味・わかりやすい解説

嘉納山
かのうざん

山口県南東端,瀬戸内海に浮かぶ大島 (屋代島) にある山。標高 685mで島内第一の高峰。山頂は安山岩展望に優れ,瀬戸内海国立公園に属する。

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