デジタル大辞泉
「嘗胆」の意味・読み・例文・類語
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しょう‐たん シャウ‥【嘗胆】
〘名〙 (
中国の
春秋時代、越王の
勾践が苦い胆を嘗
(な)めては
敗戦の恨みを思い出し、ついには呉王の
夫差を破ってその恨みを晴らしたという「
呉越春秋」などにみえる
故事から) 仇を報いたり、
目的を成し遂げたりするために、
艱難辛苦をすること。ふつう「臥薪
(がしん)嘗胆」の形で用いられる。
※思出の記(1900‐01)〈
徳富蘆花〉二「甞胆臥薪
(シャウタンぐゎしん)と云ふが、薪や石を着て寝た者は先僕等に始まるかも知れぬ」 〔
史記‐越世家〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「嘗胆」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報