四度加行(読み)シドケギョウ

デジタル大辞泉 「四度加行」の意味・読み・例文・類語

しど‐けぎょう〔‐ケギヤウ〕【四度加行】

密教で、伝法灌頂でんぽうかんじょうを受ける前に行う、十八道法・金剛界法胎蔵界法・護摩法四つ修法

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精選版 日本国語大辞典 「四度加行」の意味・読み・例文・類語

しど‐けぎょう‥ケギャウ【四度加行】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「け」は「加」の呉音 ) 仏語。密教で伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受ける前に、本来修行の功を増加させるために行なう修行で、十八道法、金剛界法、胎蔵法、護摩法の四つをいう。略して加行ともいう。四度

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「四度加行」の意味・わかりやすい解説

四度加行
しどけぎょう

真言密教における初歩的階梯の4種の修行。すなわち,伝法灌頂に対する準備的修行であって,十八道,金剛界,胎蔵界,護摩の4法が伝授される。

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