四愛(読み)シアイ

デジタル大辞泉 「四愛」の意味・読み・例文・類語

し‐あい【四愛】

虞集「四愛題詠序」の「陶潜は菊を愛し、周茂叔は蓮を愛し、林逋は梅を愛し、黄魯直は蘭を愛す」から》のこと。

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精選版 日本国語大辞典 「四愛」の意味・読み・例文・類語

し‐あい【四愛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 虞集の「四愛題詠序」の「陶潜愛菊、周茂叔愛蓮、林逋愛梅、黄魯直愛蘭也」による語 ) 四つの愛すべきもの。菊・蓮・梅・蘭の四種文人画画題とされる。
    1. [初出の実例]「余観其所作露竹〈略〉幽盟長結文房会、四愛之中随一賓」(出典随筆山中人饒舌(1813)上)

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