精選版 日本国語大辞典 「四条川原の涼み」の意味・読み・例文・類語 しじょうがわら【四条川原】 の 涼(すず)み 江戸中期以降、京都の鴨川で、陰暦六月七日から一八日まで、四条川原を中心に行なわれた夕涼みの行事。北は三条、南は松原にいたるまでの中州や流れに水茶屋が床几(しょうぎ)を並べ、灯火を掲げ、納涼の客がつどい、飲食や弦歌でにぎわった。明治以後は期間を定めないで行なわれた。川原涼み。四条涼み。四条の川原涼み。《 季語・夏 》[初出の実例]「四条河原の納涼(ススミ)は、六月七日より十八日まで也」(出典:堀川之水(1694)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例