日本歴史地名大系 「四種三昧院」の解説 四種三昧院ししゆさんまいいん 滋賀県:大津市北部地域延暦寺東塔四種三昧院[現在地名]大津市坂本本町最澄が規定した四種三昧修行の四つの道場の総称。最澄は「山家学生式」で止観業の学生には常坐・常行・半行半坐・非行非坐のいわゆる四種三昧を修めることを規定、「顕戒論」では「春秋には常行、冬夏には常坐、行者の楽欲に随って応に半行半坐を修し、また非行非坐を修すべし」と実修時期を指示した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by