団子坂(読み)だんござか

精選版 日本国語大辞典 「団子坂」の意味・読み・例文・類語

だんご‐ざか【団子坂】

(昔、この坂に団子を売る茶店があったと伝えられるところから) 東京都文京区千駄木三、五丁目と一、二丁目の境を東西に通じる坂。安政三年(一八五六染井(豊島区駒込)から菊栽培の植木屋が移り住み、明治末頃まで秋の菊人形で知られた。千駄木坂。潮見坂

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デジタル大辞泉 「団子坂」の意味・読み・例文・類語

だんご‐ざか【団子坂】

東京都文京区千駄木から谷中やなか・上野に通じる坂。明治時代菊人形名所

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「団子坂」の意味・わかりやすい解説

団子坂
だんござか

東京都文京区東端,東京地下鉄千代田線千駄木駅から西へ上る坂。地名由来は,昔団子を売る店があったとか,団子のような石の多い坂だったなど,諸説がある。江戸時代にはキクづくりの植木屋が多く,毎年秋には菊人形見物で知られた。団子坂の名は旧江戸市中にはほかにも3~4ヵ所あった。

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世界大百科事典(旧版)内の団子坂の言及

【菊人形】より

…やがて文化末年には巣鴨に菊細工を業とする家が50軒余も出現し,一枚刷りの番付が発行されるほどの隆盛を示したが,一時的な人気に終わった。その後1844年(弘化1)巣鴨霊感院の会式に〈日蓮法難〉などの菊細工の飾物が評判となったのを機に復興し,翌45年には白山,駒込,根津谷中,団子坂を中心に流行,植木職以外の家までが細工物を競った。明治維新で中絶したが,明治10年代にはふたたび各所で始められ,ことに団子坂の菊人形が有名であった。…

※「団子坂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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