団扇海老(読み)ウチワエビ

デジタル大辞泉 「団扇海老」の意味・読み・例文・類語

うちわ‐えび〔うちは‐〕【団扇海老】

十脚目ウチワエビ科のエビ。海の砂泥底にすむ。体長17センチくらい、紫褐色。頭胸部は扁平で団扇形、第2触角も平たい。甲羅表面はざらつき、縁は鋸歯きょし状。日本中部からオーストラリアにかけて分布食用

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精選版 日本国語大辞典 「団扇海老」の意味・読み・例文・類語

うちわ‐えびうちは‥【団扇海老】

  1. 〘 名詞 〙 ウチワエビ科に属し、体がうちわのように平たいエビ。体長約一三センチメートルで、全体赤みを帯びる。甲羅には一面につぶつぶがあり、ふちにはのこぎりの歯のような突起が並ぶ。南日本の太平洋沿岸にすむ。肉は食用になるが、多く肥料とする。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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