固体燃料ロケット(読み)コタイネンリョウロケット

デジタル大辞泉 「固体燃料ロケット」の意味・読み・例文・類語

こたいねんりょう‐ロケット〔コタイネンレウ‐〕【固体燃料ロケット】

固体ロケット

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共同通信ニュース用語解説 「固体燃料ロケット」の解説

固体燃料ロケット

燃料酸化剤を混ぜて固めた推進薬を使う。打ち上げまでの準備にかかる時間が短いほか、部品数が少ないため信頼性が高く、費用も安く済む。一方出力を調整しやすい液体燃料型と比べて姿勢制御は難しい。イプシロン小惑星探査機はやぶさ」などを打ち上げた固体燃料型の「M5」の後継機で、現在主力の液体燃料型ロケット「H2A」よりも小型の全長26メートル。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「固体燃料ロケット」の意味・わかりやすい解説

固体燃料ロケット
こたいねんりょうロケット
solid fuel rocket

固体推進剤を使う化学ロケット液体燃料ロケットに比べて,構造が簡単で取扱いも容易であり,ミサイル観測ロケットに適している。アメリカ空軍ミニットマンや,日本の観測ロケットのカッパラムダ科学衛星打上げ用のミューなどがこのタイプである。

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