国の宰(読み)クニノミコトモチ

デジタル大辞泉 「国の宰」の意味・読み・例文・類語

くに‐の‐みこともち【国の宰/国司】

大化の改新以前、朝廷から臨時諸国に派遣されて、その国の政治を執った者。大化の改新以後は国司となる。

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関連語 実例 国宰 初出

精選版 日本国語大辞典 「国の宰」の意味・読み・例文・類語

くに【国】 の 宰(みこともち)

  1. 令制以前、大和政権から派遣されて地方統治にあたった者。令制の国司につらなる。
    1. [初出の実例]「国宰(くにのみこともち)当麻(たぎま)大夫の時、築きし池、今も路の東にあり」(出典常陸風土記(717‐724頃)行方)

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