国書解題(読み)コクショカイダイ

デジタル大辞泉 「国書解題」の意味・読み・例文・類語

こくしょかいだい【国書解題】

解題書。佐村八郎編。明治30~33年(1897~1900)刊。古代から慶応3年(1867)までの日本の書物約2万5000部を、五十音順に配列して解説したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「国書解題」の意味・読み・例文・類語

こくしょかいだい【国書解題】

  1. 佐村八郎編。明治三〇~三三年(一八九七‐一九〇〇)、二五分冊として刊、同三七年、一冊本増訂第二版刊。大正一五年(一九二六)叢書目録を加え、二冊本刊行。慶応三年(一八六七)までの日本の書物二万五〇〇〇部を五十音順に配し、巻冊数、著者、内容、成立のほか著者の伝記、作品などを記した。姓名の五十音順による著者索引書名分類索引、字画索引を添える。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国書解題」の意味・わかりやすい解説

国書解題
こくしょかいだい

上古以来慶応3 (1867) 年までの日本人の編著にかかわる書籍帝国図書館 (→国立国会図書館 ) ,内閣文庫 (→国立公文書館 ) ,東京大学,東京高等師範学校,京都の佛教大学の各付属図書館などに現存した2万 5000部を五十音順に配列して解題と著者略伝を加えて,当初 1897年から分冊で,1900年には合本初版を,1904年に増訂版を刊行したもの。佐村八郎編。著者索引,分類索引,字画索引を付す。

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