国際地球内部ダイナミクス計画(読み)こくさいちきゅうないぶだいなみくすけいかく(その他表記)International Geodynamics Project

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

国際地球内部ダイナミクス計画
こくさいちきゅうないぶだいなみくすけいかく
International Geodynamics Project

略称GDP。国際地球内部開発計画(略称UMP(アンプ))の成果を継承し、とくに地球表面近くのさまざまな地学現象を引き起こす物理・化学過程を明らかにすることを目的として、1970年代に実施された国際協力研究事業。国際測地学地球物理学連合(略称IUGG)と国際地質科学連合(略称IUGS)が共同で推進し、日本でも(1)西太平洋、(2)島弧、(3)マントル物性の三つを主要テーマに多くの研究が実施された。プレートテクトニクスがよく成り立っている所(おもに海洋地域)と、縁海や大陸衝突地域などのプレートテクトニクスによる説明が十分ではない場所が、世界的な規模で明らかになったのが最大の成果である。なお、1980年代には、GDPに引き続いて国際リソスフェア探査開発計画(Dynamics and Evolution of the Lithosphere Project:DELP)が実施された。

[河野 長]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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