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国際情報オリンピック こくさいじょうほうおりんぴっくInternational Olympiad in Informatics

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知恵蔵miniの解説

国際情報オリンピック

1989年から毎年行われている、高校生を対象としたプログラミング能力を競う国際大会。12年のイタリア大会で第24回を数える。1カ国当たり、最大4人の選手が参加でき、12年の大会では、世界81カ国・地域から310人が参加した。日本から参加するには、日本情報オリンピックに参加する必要がある。同大会では、パソコンを使ってプログラムを作成するなどの問題解決能力が求められる。テストは2日間あり、各1日5時間で3問ずつに挑戦、各問題は100点満点で採点される。これまでの大会での日本の最高成績は、10年 の金メダル2、銀メダル銀2 で、イタリア大会では、村井翔悟さん(東京・開成高3年)が金メダル、笠浦一海さん(同)、秀郁未さん(同)、劉鴻志さん(神奈川・栄光学園高2年)が銀メダルで、合計、金1、銀3だった。村井さんは3年連続で金メダルを獲得している。

(2012-10-09)

出典|朝日新聞出版
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国際情報オリンピック
こくさいじょうほうおりんぴっく
International Olympiad in Informatics

数理情報科学に関する問題をプログラミングによって解くことを競う国際大会。国際科学オリンピックの一つである。略称IOI。参加選手は高校生までの生徒が対象で、数理情報科学の問題解決能力に秀でた学生をみいだし、その能力を育成することを目的とする。第1回大会は1989年にブルガリアで開催され、毎年1回、約80か国・地域が参加して行われている。各国4名まで代表選手を派遣することができる。開催地は立候補した参加国のなかから選ばれ、持ち回りで運営されている。日本は1994年(平成6)に行われた第6回スウェーデン大会に初めて選手団を派遣し、その後は参加した選手の多くがメダルを獲得している。2014年(平成26)の第26回台湾大会では、金1、銀2、銅1と、派遣選手全員がメダルを獲得し、国際ランキング11位であった。これまでの日本最高の国際ランキングは2010年カナダ大会の2位である。
 大会は2日間の日程で行われ、個人戦として1日5時間に4問(2008年までは3問)を解くことを課される。選手は、設問を解くためにアルゴリズムを考えることから始めて、それに基づいてプログラムを書き、完成したプログラムを実際にコンピュータ上で実行してみることによって結果の正しさを競い合う。ただし、コンピュータ上で実行する際には、使用メモリ量や実行時間に厳しい制約が設けられるため、プログラミングの技能だけでなく、優れたアルゴリズムを設計する数理的能力が必要になる。
 国際大会に出場する選手を選抜する日本情報オリンピックは、特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会が運営している。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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