国際賢人会議(読み)コクサイケンジンカイギ

デジタル大辞泉 「国際賢人会議」の意味・読み・例文・類語

こくさい‐けんじんかいぎ〔‐ケンジンクワイギ〕【国際賢人会議】

《「核不拡散核軍縮に関する国際委員会」の通称日豪共同で主導する、核兵器廃絶に向けた国際的な取り組み。平成20年(2008)創設。世界各国から首脳外務・国防閣僚、原子力機関代表、学者などが委員として参加。中長期的な視点から核兵器のない世界を実現するための行動計画を取りまとめ、核拡散防止条約再検討会議に提出する。ICNND(International Commission on Nuclear Non-proliferation and Disarmament)。

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共同通信ニュース用語解説 「国際賢人会議」の解説

国際賢人会議

被爆地・広島選出で核軍縮をライフワークとする岸田文雄首相が、2020年10月に出版した著書「核兵器のない世界へ 勇気ある平和国家の志」で提唱。22年1月の施政方針演説で創設を表明した。核兵器保有国と非保有国の有識者ら15人で構成され、核兵器のない世界の実現に向けた課題を中心に議論する。22年12月、広島市での初会合にはオバマ元米大統領が「子孫のため、核兵器のない世界を追求しなければならない」とのビデオメッセージを寄せた。

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