国際電気(読み)こくさいでんき

百科事典マイペディア 「国際電気」の意味・わかりやすい解説

国際電気[株]【こくさいでんき】

日立製作所系の通信機器・電子部品メーカー。1940年政府系の国際電気通信が東京・狛江市に自家用通信機工場を建設。1949年民営化され国際電気として設立。初代会長は石橋湛山。1955年日立製作所と技術提携。1960年代半導体関連分野に進出。1973年に日本電信電話公社からポケットベル製造メーカーの指定を受け,情報機器部門が急成長した。2000年10月,日立電子八木アンテナ合併日立国際電気となる。本社東京。2011年資本金100億円,2011年3月期売上高1427億円。売上構成(%)は,通信情報システム31,放送映像システム25,半導体製造システム43,その他1。海外売上比率42%。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際電気」の意味・わかりやすい解説

国際電気
こくさいでんき

日立系の電機メーカー。 1940年国際電気通信が政府出資により設立され,海外通信用無線通信機器を製造したのを起源とする。 1947年に同社は解散,1949年国際電気が設立された。初代会長は石橋湛山 (元総理大臣) 。無線通信機を中心に情報処理システム,半導体製造装置ICなどの電子部品を製造。ポケットベルで高シェアを得るほか,デジタル携帯電話にも参入した。 2000年 10月日立電子,八木アンテナと合併し,商号を日立国際電気に変更。

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