八木アンテナ(読み)やぎアンテナ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「八木アンテナ」の意味・わかりやすい解説

八木アンテナ
やぎアンテナ

八木=宇田アンテナともいう。励振アンテナ (主素子) と非励振アンテナ (導波器と反射器) とを組合せた指向性アンテナをいい,1926年八木秀次と宇田新太郎によって発明された。一般に反射素子は半波長より若干長く,また導波素子は半波長より若干短くつくられる。3素子から7,8素子の八木アンテナは現在テレビ受像用に数多く用いられており,その帯域を広げるために,主素子の形を変化させたり,導波素子の中央にトラップを入れたりしたものが種々つくられている。

八木アンテナ
やぎアンテナ

日立グループの電気機器メーカー。 1952年設立。八木アンテナ開発で知られる。事業領域はアンテナおよび電波障害対策工事のほか衛星放送・衛星通信,都市型ケーブルテレビ CATV,空間伝送光システム,情報伝送システムに拡大。 2000年 10月国際電気日立電子と合併し,商号日立国際電気変更

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