土佐堀二丁目(読み)とさぼりにちようめ

日本歴史地名大系 「土佐堀二丁目」の解説

土佐堀二丁目
とさぼりにちようめ

[現在地名]西区土佐堀三丁目・江戸堀えどぼり二―三丁目

土佐堀一丁目の西に続き、北は土佐堀川に面し、西は土佐堀川と江戸堀川の合流点までの東西に長い町。町名は元禄年間(一六八八―一七〇四)以後絵図にみえる(→土佐堀一丁目。大坂三郷北組に属し、同一三年の三郷水帳寄帳では屋敷数二三・役数三八役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。年寄は綿屋新右衛門。一丁目に続いて蔵屋敷が多く、日向佐土原藩・美作津山藩・薩摩鹿児島藩・伊予小松藩・豊後日出藩・播磨林田藩(延享版「難波丸綱目」)、備後福山藩(享和二年「大坂袖鑑」)、陸奥棚倉藩・同岩城平藩(天保一〇年「大坂袖鑑」)の蔵屋敷があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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