土器屋村(読み)かわらけやむら

日本歴史地名大系 「土器屋村」の解説

土器屋村
かわらけやむら

[現在地名]岱明町中土なかど

友田ともだ川左岸に位置し、東は中程なかほど村、南は浜田はまだ村、西はしも村と接する。寛永一二年(一六三五)の地撫帳に「大野市兵衛手永御蔵納土器屋村」とあり、田九町五反六畝余・畠一七町四反六畝余。近世は坂下手永に属する。元禄国絵図に「高道村之内土器屋村」とあり、もとは高道たかみち村に含まれた。元禄(一六八八―一七〇四)頃に船三を有し水夫一五がいる(「諸御郡高人畜浦々船数其外品々有物帳」永青文庫蔵)

土器屋村
かわらけやむら

[現在地名]桜村さかえ

北西中根なかね村。元禄一二年(一六九九)土浦藩領となり(土浦市史)元禄郷帳村高は一六六石余。「県方集覧」(酒井泉氏蔵)に「家数弐拾三軒、人数百拾八人、外僧三人、馬数六疋」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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