土壌炭素貯留(読み)どじょうたんそちょりゅう

最新 地学事典 「土壌炭素貯留」の解説

どじょうたんそちょりゅう
土壌炭素貯留

soil carbon sequestration

陸地土壌では,植物光合成をして大気から二酸化炭素(CO)を吸収し,それが枯死や人為的なすき込みで土壌に入り,土壌中の微生物により分解されて大気COに戻る循環が起きている。土壌に入った有機物の大半は比較的短期間に分解されるが,一部が分解されにくく長期間土壌中に留まる。このことを土壌への炭素貯留と呼ぶ。全世界の陸地の土壌炭素の総量は,大気COの2倍,陸上植生の3倍以上になると見積もられており,土壌への炭素貯留は地球炭素循環に影響を与える気候変動緩和策の一つとして期待されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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