土屋善四郎(読み)つちや ぜんしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土屋善四郎」の解説

土屋善四郎(初代) つちや-ぜんしろう

?-1786 江戸時代中期の陶工
代々出雲(いずも)松江横浜の土器師(かわらけし)。宝暦6年松江藩の命をうけ楽山焼焼物師となる。安永9年布志名(ふじな)村にうつり,焼物御用教方などをつとめた。布志名焼土屋窯の祖。天明6年1月12日死去。名は芳方。

土屋善四郎(2代) つちや-ぜんしろう

?-1821 江戸時代後期の陶工。
文化2年業をつぐ。出雲(いずも)松江や江戸大崎の藩主別邸で御庭焼従事,藩主松平治郷(はるさと)より雲善の号をあたえられた。以後,代々この号をもちいた。文政4年1月27日死去。名は政芳。

土屋善四郎(3代) つちや-ぜんしろう

?-1854 江戸時代後期の陶工。
文化12年業をつぎ,出雲(いずも)(島根県)布志名(ふじな)村で茶碗をやく。嘉永(かえい)7年1月13日死去。名は起徳。号は雲善。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む