土豪(読み)ドゴウ

大辞林 第三版の解説

どごう【土豪】

その土地の豪族。その土地で勢力のある者。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ど‐ごう ‥ガウ【土豪】

〘名〙 その土地の豪族。地方の勢力家。
※日本外史(1827)三「景時至狐崎、為土豪吉香某所鏖殺」 〔南史‐韋鼎伝〕

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世界大百科事典内の土豪の言及

【近世社会】より

… 太閤検地は単に戦国期における下層の直接耕作者を百姓とするだけではない。たとえば,その地の在地の土豪層のなかから,その地にある旧来の所領を基盤として戦国大名さらに近世大名となるものを出さなかった畿内,とくに京都周辺にあっては,荘園制解体期に数十町の名田をもち,室町幕府の権力争いのさいには所従を従えて出陣した人々をも,検地帳にその旧所領の一部を作職として認められて百姓となっているものがある。寺庵,侍衆と呼ばれて,地下の百姓と区別された人々の多くが,かつての処分可能の名田を百姓としての高請地所持に変えられている。…

【地侍】より

…地士とも表記される。研究史上では,土豪・上層名主(みようしゆ)・小領主・中世地主などともいわれ,とくに一揆の時代といわれる戦国期の社会変動を推進した階層として注目される。中世社会の基本身分は・凡下(ぼんげ)・下人(げにん)の三つから成っていたが,中世後期の村落でも〈当郷にこれある侍・凡下共に〉〈当郷において侍・凡下をえらばず〉(〈武州文書〉)というように,侍と凡下は一貫してその基本的な構成部分であった。…

【兵農分離】より

…百姓はもちろん,武士も古くから存在していた。武士は貴族など身分の高い人のそばに仕えて警護にあたり,鎌倉幕府の御家人として守護・地頭などに補任され,あるいは荘官などに登用されるような土豪的存在であるが,中世末には,彼らは広大な土地を所有し,自己の屋敷内に抱えた多くの下人を使役して農業経営を営む主体であった。地侍・名主百姓なども経営規模に差はあるものの,実体としてはこれと同じで,みずからも武装していた。…

※「土豪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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