在外投票(読み)ざいがいとうひょう

百科事典マイペディア「在外投票」の解説

在外投票【ざいがいとうひょう】

海外に住む日本人有権者が,当分の間は国政選挙比例区に限って,在外公館での投票または郵便投票などにより投票できる制度。1984年に在外投票法案が提出されたが廃案となり,1996年には海外有権者ネットワークが違憲訴訟を提起していた。1998年公職選挙法の改正により,比例区投票については海外での投票が認められ,2000年6月の総選挙で初めて実施。対象は海外に3ヵ月以上暮らす在外邦人(2000年現在約59万人)で,国内の最終住所の所在地の市町村選挙管理委員会に登録申請し,在外選挙人名簿が調製される。2005年9月,最高裁は選挙区投票が認められていないのは違憲であるとした。
→関連項目選挙権

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世界大百科事典内の在外投票の言及

【投票】より

…また,投票所には秩序保持の任にあたる投票管理者と投票事務の執行に立ち会い,その公正を監視せしめる投票立会人がおかれている。【吉田 善明】 なお,98年4月の公職選挙法改正(第4章の2を新設)により〈在外投票〉が認められ,2000年秋以降に実施されることとなった。これは海外に住む日本人有権者(98年現在,約56万人)が国政選挙の比例区に限って,郵便投票により投票できる制度で,そのために新たに〈在外選挙人名簿〉が市町村選挙管理委員会により調整される。…

※「在外投票」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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