地域地区制度(読み)ちいきちくせいど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「地域地区制度」の意味・わかりやすい解説

地域地区制度
ちいきちくせいど

日本の都市計画制度の中で根幹をなす地域区分の制度。都市計画法に規定が設けられ,現在,16種の地域,街区が定められている。その最も基本的なものが住居地域商業地域工業地域などを定める用途地域である。このほかに,特別用途地区,高度地区高度利用地区特定街区防火地域生産緑地地区などがある。これら地域地区の各々については,さまざまな土地利用に関する規制が設けられ,また建築基準法などの他の法令の中でも,連動した法規制がかけられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android