街区(読み)ガイク

デジタル大辞泉 「街区」の意味・読み・例文・類語

がい‐く【街区】

市街地で、道路に囲まれた一区画街郭ブロック

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「街区」の意味・読み・例文・類語

がい‐く【街区】

  1. 〘 名詞 〙 人家の集まっている土地の区画。都市で、道路に囲まれた一団の建築敷地、または計画的な碁盤目状の道路に囲まれた一区画をいう。街郭。ブロック。
    1. [初出の実例]「その真直ぐに延びた街区の底で、喚く群衆が詰りながら旗を立てて流れてゐた」(出典:上海(1928‐31)〈横光利一〉三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「街区」の意味・わかりやすい解説

街区
がいく

道路,鉄道河川水路,恒久的な施設で囲まれた市街地の一区画。ブロックともいい,都市空間における町づくりの最小単位となる。特定の市街地を整備改善するため,都市計画法に基づいて市町村が定めた区画を特定街区という。また住居表示に関する法律(昭和37年法律119号)によって実施される表示方法のうち,街区方式とは,市区町村の街区に統一的な番号(街区符号)を,街区にある建物に固有番号(住居番号)を付し,町名・街区符号・住居番号の順に表示するもので,日本ではほとんどの市区町村で採用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android