地境(読み)チキョウ

デジタル大辞泉 「地境」の意味・読み・例文・類語

ち‐きょう〔‐キヤウ〕【地境】

土地さかい領域のさかい。
自国の―を守り」〈西周訳・万国公法

じ‐ざかい〔ヂざかひ〕【地境】

所有者などの異なる土地と土地との境界

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「地境」の意味・読み・例文・類語

ち‐きょう‥キャウ【地境・地疆】

  1. 〘 名詞 〙 土地のさかい。領域のさかい。
    1. [初出の実例]「照得日本与本省所轄高麗地境(ちキャウ)水路相接」(出典太平記(14C後)三九)
    2. [その他の文献]〔宋書‐楽志〕

じ‐ざかいヂざかひ【地境】

  1. 〘 名詞 〙 所属や所有者などが異なる土地のさかいめ。
    1. [初出の実例]「地ざかひの氷や劔波のひら〈休音〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「地境」の読み・字形・画数・意味

【地境】ちきよう

境界。

字通「地」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android