地蔵王(読み)じぞうおうびよう

日本歴史地名大系 「地蔵王」の解説

地蔵王
じぞうおうびよう

[現在地名]中区大芝台

根岸ねぎし共同墓地(相沢墓地)の東側の丘陵中腹にある。横浜在留中国人の寺院。地蔵菩薩を祀る。明治二五年(一八九二)南京墓と称される中国人専用の墓所に在留中国人の拠金によって建立された小廟。金・赤・黒・白のペンキが塗られた煉瓦造で、横浜に残る数少ない明治期の煉瓦造建築物である。境内は約一千二五五坪。

中国人墓地は慶応二年(一八六六)以前は山手やまての外国人墓地の一角にあり、同年九月もと町大字大境山だいきようざんに「清国人墓地」として五〇〇坪が貸与された。中国人は遺体を柩船で故国に回送する風習があり、横浜の墓地は仮埋葬地で、柩船出航時には柩を発掘して、死体をその場に堆積して置いた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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