坂上浄野(読み)さかのうえの きよの

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂上浄野」の解説

坂上浄野 さかのうえの-きよの

789-850 平安時代前期の武人
延暦(えんりゃく)8年生まれ。坂上田村麻呂の子。弘仁(こうにん)10年陸奥(むつ)鎮守将軍となる。陸奥介,右近衛(うこんえの)少将などを歴任。天長10年陸奥出羽(でわ)按察使(あぜち)となり,蝦夷(えみし)との和親をはかった。承和(じょうわ)9年右兵衛督(うひょうえのかみ)となり,のち因幡守(いなばのかみ),相模(さがみの)守をかねた。正四位下。嘉祥(かしょう)3年8月4日死去。62歳。名は清野ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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