アルギニンなどのグアニジノ基をもつ化合物の鋭敏な呈色反応.坂口昌洋(1925年)により考案された.少量の検体水溶液に5% 水酸化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性とし,1-ナフトールの0.1% アルコール溶液(70%)を1~2滴加え,短時間放置後,新しく調製した5% 次亜塩素酸ナトリウム水溶液を滴下すると,赤色を呈する.この呈色は不安定で,数分後に極大となり,以後しだいに退色する.アルギニンのようなモノ置換グアニジンに特異的であり,グアニジン自身はほとんど呈色しない.さらに硫化水素,アルデヒド,ヒドラジン,尿素などが共存すると呈色しにくい.検出限界1 ppm.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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