坂崎出羽守(読み)さかざき でわのかみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

坂崎出羽守 さかざき-でわのかみ

?-1616 織豊-江戸時代前期の武将,大名。
宇喜多忠家の長男。はじめ宇喜多秀家,のち徳川家康につかえる。関ケ原の戦いの功で石見(いわみ)(島根県)津和野藩主(3万石)となり,坂崎姓を名のる。大坂夏の陣千姫をすくい,千姫が本多忠刻(ただとき)にとつぐ際,うばおうとして露見,元和(げんな)2年9月11日自刃(じじん)。家臣に謀殺されたともいう。名は直行,詮家(あきいえ),成正(政),直盛。

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大辞林 第三版の解説

さかざきでわのかみ【坂崎出羽守】

?~1616) 江戸前期の大名。津和野藩主。大坂夏の陣で千姫を救出。家康は千姫を嫁に与えると約したが、家康死後千姫は本多忠刻ただときに再嫁したため、千姫を奪おうとして失敗し自害。

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世界大百科事典内の坂崎出羽守の言及

【坂崎直盛】より

…近世初期の武将。左京亮,出羽守と称し,成政,重長ともいう。宇喜多秀家の従兄弟でその重臣であったが,事情あって退去した。関ヶ原の戦には徳川家康に属し,石見国津和野3万石を与えられ,姓を坂崎に改める。大坂の陣で千姫を脱出させた功により1万石を加封,千姫との結婚を約束されたという。1616年本多忠刻(ただとき)に再嫁する千姫の奪取を実行したが,家臣の内応で失敗し,死んだ。【煎本 増夫】…

※「坂崎出羽守」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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