デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂本元蔵」の解説 坂本元蔵 さかもと-もとぞう 1785-1854 江戸時代後期の園芸家。天明5年生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩士。馬廻役をつとめた。天保(てんぽう)のころキリシマツツジの実生栽培に成功し,二百余種の品種を作出。のち久留米特産として知られるクルメツツジの育種の始祖と称された。嘉永(かえい)7年5月28日死去。70歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例