坂東大吉(読み)ばんどう だいきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂東大吉」の解説

坂東大吉 ばんどう-だいきち

1767-1843 江戸時代後期の歌舞伎役者
明和4年生まれ。3代坂東三津五郎の門弟敵役から道外方(どうけがた)に転じ,江戸の舞台で大谷徳次以来の名道外といわれた。まじめなおどけで人気を得,幡随(ばんずい)長兵衛家主せりふ「ハテようござへす」で大当たりをとった。庄屋,家主の役を得意とした。天保(てんぽう)14年4月15日死去。77歳。通称は坂大(ばんだい)。俳名は大器。屋号大和屋
格言など】下手は下手なりながなが勤めければ人の身もかくはありたし尾張茄子(をはりなす)(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む