デジタル大辞泉 「基礎学力」の意味・読み・例文・類語 きそ‐がくりょく【基礎学力】 さまざまな学習の基礎となる知識や能力。読み・書き・計算など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「基礎学力」の意味・わかりやすい解説 基礎学力きそがくりょくbasic scholastic abilities きわめて多義に用いられるが,狭義には諸教科の学力に対してその発達を支える読み,書き,計算の能力を,やや広義には諸教科のそれぞれにおける基本的な知識や能力をいう場合が多い。第2次世界大戦後の新教育では,戦前の教育の反動として,児童の生活,経験,活動を重視する立場が重んじられたが,その結果児童の読み,書き,計算の基礎的能力が低下し,いわゆる基礎学力論争が展開された。その論争のなかで,各教科のなかに含まれる要素的知識,能力を基礎学力とする立場,教科が内包する機能的知識,技能を基礎学力としてとらえる立場,国民として学ぶべき最低必要知識,技能を基礎学力として求める立場などが主張された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by