堀山新田村(読み)ほりやましんでんむら

日本歴史地名大系 「堀山新田村」の解説

堀山新田村
ほりやましんでんむら

[現在地名]巻町堀山新田

西にし川左岸の自然堤防上の村落。県道五ヶ浜―巻線沿いに集落が形成される。右岸巻村に対する。慶安四年(一六五一)開発され、承応元年(一六五二)長岡藩検地を受けた(皇国地誌)。巻村の枝郷。元禄一一年(一六九八)の榊原式部大夫殿領分四万石拾ケ組絵図面(霜鳥家文書)では御料所と区分される。文政一二年(一八二九)の明細書上帳(笛木家文書)によれば、高三八八石六斗余・反別三三町九反五畝余とあって、外高一八石三斗余・反別四町九反一畝二四歩は、元禄一五年長岡藩領より上知の際、分郷になり、この年貢米二四俵余を長岡藩の御蔵へ納めている。同一五年幕府領となり、明和二年(一七六五)の石瀬代官所村々高辻帳(北条一也氏蔵)にも村名があり、寛政元年(一七八九)の御巡見様御案内手控帳(笛木家文書)でも御料、堀山村、庄屋五兵衛とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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