堪え忍ぶ(読み)タエシノブ

デジタル大辞泉 「堪え忍ぶ」の意味・読み・例文・類語

たえ‐しの・ぶ〔たへ‐〕【堪え忍ぶ/耐え忍ぶ】

[動バ五(四)]つらさや苦しさをがまんする。じっと辛抱する。「苦しい生活を―・ぶ」「悲しみを―・ぶ」
[類語]耐える忍ぶこらえる辛抱する我慢する忍耐する隠忍する忍従する頑張る歯を食いしばる涙を呑む抑える

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精選版 日本国語大辞典 「堪え忍ぶ」の意味・読み・例文・類語

たえ‐しの・ぶたへ‥【堪忍】

  1. 〘 他動詞 バ五(四) 〙
  2. つらいことをこらえ辛抱する。つらさや苦しさをこらえる。がまんする。
    1. [初出の実例]「忍辱仙としてあまたたへしのび給しも」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)六月五日)
  3. 切実に思う。非常になつかしく思う。
    1. [初出の実例]「千家の塩竈をたへしのび」(出典:浄瑠璃・頼光跡目論(1661‐73頃)四)

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