堺流(読み)サカイリュウ

精選版 日本国語大辞典 「堺流」の意味・読み・例文・類語

さかい‐りゅうさかひリウ【堺流】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 和様書道の一派。牡丹花肖柏の創始したもの。肖柏が堺の人であったところからいう。
    1. [初出の実例]「堺流 泉州花本 初飛鳥井流より出る」(出典:万宝全書(1694)五)
  3. ② 茶道の流派の一つ。和泉の堺の茶匠武野紹鴎(たけのじょうおう)によって創められた。一名、紹鴎流ともいう。茶道の開祖珠光の侘び茶の流れを汲んだ紹鴎が、堺の町人社会の環境に合わせて工夫し、侘びとさびの理念を歌道思想とのつながりの上から再検討したもの。紹鴎門下の堺の茶人によって受けつがれ、千利休によって、利休流茶道として大成される。

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