塩の専売制

共同通信ニュース用語解説 「塩の専売制」の解説

塩の専売制

日露戦争の戦費調達を狙いに1905(明治38)年に導入された政策。国が塩を独占販売して収益を上げる一方各地生産性の低い塩田を廃止して近代的な製塩工場を普及させた。第2次世界大戦後は販売を日本専売公社(現日本たばこ産業)に移管し、一部企業に限り工業的な「イオン交換膜法」による大量生産を認めた。天日式などで作られた自然塩を求める消費者運動規制緩和により、専売制は97年4月に廃止された。

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