壬生野郷(読み)みぶのごう

日本歴史地名大系 「壬生野郷」の解説

壬生野郷
みぶのごう

滝(たき)川流域の山畑(やばた)村・川東(かわひがし)村・川西(かわにし)村に比定される地域。古代は柘殖(つみえ)郷に属していたが、古代末期に独立して壬生野郷とよばれるようになったと思われる。「吾妻鏡」元暦元年(一一八四)五月二四日条に「左衛門尉藤原朝綱拝領伊賀国壬生野郷地頭職」とあり、「源平盛衰記」寿永三年(一一八四)七月条にも「壬生野」とある。「中右記」元永二年(一一一九)五月二日条に壬生野庄のことが記されており、壬生野の地名は早くから存したと考えられる。ちなみに天平勝宝元年(七四九)一一月二一日付の柘殖郷長解(東南院文書)に「証人壬生少粳・筆取壬生浄足」の署名がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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