夏灯台(読み)ナツトウダイ

デジタル大辞泉 「夏灯台」の意味・読み・例文・類語

なつ‐とうだい【夏灯台】

トウダイグサ科多年草山地などに生え、高さ約30センチ。茎は紅色を帯び、切ると白い汁が出る。葉は先の丸い披針ひしん形で、互生するが、茎頂では5枚の葉を輪生する。6~7月暗赤色の花が咲く。有毒であるが、根は薬用

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精選版 日本国語大辞典 「夏灯台」の意味・読み・例文・類語

なつ‐とうだい【夏灯台】

  1. 〘 名詞 〙 トウダイグサ科の多年草。本州四国・九州の山地・丘陵地に生え、高さは二〇~七〇センチメートルになる。茎・葉を切ると白い汁が出る。葉は長さ三~八センチメートル。長楕円形または披針形で互生し、茎の先端では五枚輪生する。六~七月、輪生葉間から五本の花柄を伸ばし、総苞を伴った杯状花序を出す。花は単性花で、各々一本の雄しべ雌しべからなる。果実球形でなめらか。有毒植物だが根茎利尿薬に用いる。漢名は鉤腺大戟で、甘遂は、中国産の同属の別植物の名。いぶきたいげき。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「夏灯台」の解説

夏灯台 (ナツトウダイ)

学名Euphorbia sieboldiana
植物。トウダイグサ科の多年草,薬用植物

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